リーガ再開まで約1週間、6/7現在でわかるセティエンバルサの戦い方(動画付)
バルセロナのリーガ再開は
6/13のマジョルカ戦(日本時間14日の朝5時)を予定しており、
ついに一週間を切りましたね。
バルセロナは本拠地カンプノウで練習を行い、
そこで紅白戦も行いました。
今回は
紅白戦をみる限りでのバルセロナの戦い方
について書いていきますね。
■ 目次
カンプノウでの紅白戦からシステムは4-1-2-3!?
まずカンプノウでの紅白戦の映像はこちら
↓↓↓
※上記の動画はYouTubeチャンネル「FC Barcelona」様より引用
2:58~から紅白戦が始まり、約2分半みれます。
カメラの視界がとても狭い部分しか映しておらず、
人間の視界で言えば60度くらいでしょうか。
人間の視界の広さは両眼で同時にみえる範囲が約120度、
左右合わせれば約180~200度。
サッカーの試合はピッチ上の選手目線からみても、
視界は約150~180度くらいで状況判断します。
この映像から読み取ることが難しい部分があることをご了承ください。
いつもの試合のように高さがある上からの映像なら、
みえる範囲が広いのでもっと試合(戦い方)を
読み取ることができそうなんですがね。
システムは4-1-2-3のようにみえます。
守備時にCBが2枚、そして両SBの存在があるように思います。
3バックのように感じることも一部あるのですが、
基本は4バックの形の守備でしょう。
アンカーの存在は間違いなく1枚で、
ブスケツやデ・ヨングなどが確認できます。
前線は3トップにみえるので、
システムは4-1-2-3で紅白戦を行ったと思います。
リーガ再開一週間を切っている状況なので、
リーガ再開のマジョルカ戦は4-1-2-3の可能性が高そうですね。
メンバーは片方に主力を集めたスタメン・サブ組という分け方ではなく、
均等にメンバーを分けた印象で
現状ではスタメン予想は難しいです^^;
グリーズマンがスアレスと対するチームで、
CFの位置でプレーしているようにみえます。
2つの特徴が確認される2分半の紅白戦
2分半、視界が狭いという情報を読み取るには
難しい状況ではありますが、
いくつかセティエンバルサの特徴が出ているようにみえました。
・厚みのある前線
・両SBの高いポジション取り
この2つの特徴が確認できると思います。
厚みのある前線
まず1つ目の、厚みのある前線について説明します。
リーガ中断前のバルサはスアレス不在により、
前線に迫力不足があったのでインテリオールの選手を
意図的に、前線に近い位置でプレーさせていました。
スアレスが復帰したことでインテリオールの選手が
元の中盤の位置に戻るかと注目していたのですが、
インテリオールの1人はスアレスの近い位置でプレーしていますね。
そしてもう一人は中盤でプレーしているようにみえます。
前線の中央はCF一人という状況ではなく、
つねに2人以上いる状況を意図的に作り出しています。
インテリオールで起用されている選手が
積極的に前線に絡むことにより、
厚みある前線になっているように思います。
メッシが足の違和感で紅白戦に不在ですが、
メッシが復帰しても恐らく変わらないと予想しています。
両SBの高いポジション取り
次に2つ目の、両SBの高いポジション取りについて説明します。
バルサの左SBであるアルバやフィルポが、
攻撃時にとても高いポジションでボールを受けています。
右のセルジ・ロベルトもボールを受ければ
前に積極的に持ち出したり、カウンター時に戻るのがやっとという状況も。
(カウンター時の戻りはアンカーでプレーしている可能性もありそう)
1つ目の厚みのある前線にもつながるのですが、
両SBが高いポジショニングをしていることにより、
バルサが5トップにみえる状況もあります。
(最後尾に2枚、中盤の位置に3枚、前線に5枚)
両SBの攻撃時のポジショニングはそのチームの攻撃性を表します。
両SBが高ければ高いほど攻撃的なチーム、
両SBが低ければ攻撃的というよりも守備的なチーム。
セティエン監督が攻撃的なポゼッションサッカーを
目指しているのは間違いありません。
この紅白戦の2分半という短い映像から、
そのサッカーを目指していることが確認できます。
リーガ再開後のバルサは攻撃的なバルサがみれそうです。
それも、いつもより攻撃性を増しているかもしれないという期待感。
ビルドアップで相手のプレッシングをかわして、
敵陣地にさえ侵入すれば波状攻撃のバルサがみれるかもしれませんね。
まとめ
バルセロナの紅白戦から
システムは4-1-2-3の可能性が高いです。
チームの戦い方の特徴として、
厚みのある前線、両SBの高いポジション取りが挙げられます。
攻撃的なバルセロナを期待していいと思います。