分厚い選手層をいかすためバルベルデ監督に求められる選手起用の方法!

リーガ開幕というバルセロナも公式戦がついにスタートします。

今夏の移籍市場でネト、フィルポ、デ・ヨング、グリーズマンの

4選手を加えたバルセロナの選手層は昨シーズンよりも分厚くなりました。

あとはボスであるバルベルデ監督が、選手たちをどう起用するかに注目が集まります。

今回は、そんな分厚い選手層を活かすためにバルベルデ監督に求められる選手起用の方法について書いていきます。

 

目次

1、今夏の移籍市場の残りの動向も含めたバルセロナの選手たちを予想

2、バルベルデ監督による選手起用の2年間の歩み

3、コンディションとメンタル面を重視してスタメン設定していい今シーズン

4、あとがき

 

1、今夏の移籍市場の残りの動向も含めたバルセロナの選手たちを予想

・今夏の残りの移籍市場でチームを離れるであろう2選手

バルサ周辺では、今夏の残りの移籍市場でチームを去ると予想されている

ラキティッチ、ラフィーニャ、コウチーニョの3選手がいます。

 

この3選手の売却理由は、

ラキティッチは中盤の選手層が厚くなったことと高額で売却できそうなこと。

ラフィーニャは契約年数が残り1年で移籍金が今夏は得れることと選手自身が出場機会を求めていること。

コウチーニョは期待されてたほどの活躍ができなかったこと。

 

この3選手の他クラブへの移籍話をバルセロナは進めていますが、

現実的に移籍しそうなのはラフィーニャとコウチーニョ

2選手だけになると予想しています。

 

ラキティッチは選手自身が強くバルセロナ残留を願っていて、

バルベルデ監督にとっても残留してもOKのスタンスであり、

最後にバルサが求めている移籍金を支払ってくれるクラブが現れないと思います。

インテルのコンテ監督がラキティッチ獲得を強く希望していますが、

ルカク獲得に大金を使ったインテルにもう資金はほとんどないでしょう。

インテルが最低4000万ユーロ用意できるのなら、売却する可能性はありそうです。

 

ラフィーニャは最後は1000万ユーロくらいと格安で移籍、

コウチーニョはレンタル移籍含めてバルセロナが強引にでも今夏に移籍させると予想しています。

 

 

・バルセロナのトップチームの選手は21人(+カンテラ3選手)

ラフィーニャとコウチーニョを除いたバルセロナの今シーズンの選手陣容はこちら

赤色は新加入選手、青色はバルサBの選手

 

GK:シュテーゲン、ネト

右SB:セメド、ワゲ

右CB:ピケ、トディボ

左CB:ラングレ、ウムティティ

左SB:アルバ、フィルポ

DH:ブスケツ、デ・ヨング

右CH:ラキティッチ、セルジ・ロベルト、アレニャ

左CH:アルトゥール、ビダル、リッキー・プッチ

右WG:メッシ、カルレス・ペレス

CF:スアレス、アベル・ルイス

左WG:グリーズマン、デンベレ

 

選手の配置しているポジションは正確ではありません。

4-3-3のシステムに分かりやすく配置すると、

上記の形が一番しっくりするのでこの配置にしています。

 

 

2、バルベルデ監督による選手起用の2年間の歩み

・主力を使い続けてシーズン終盤の大事な時期に息切れしてしまった1年目

ここではバルベルデ監督のこれまでの選手起用について振り返ってみます。

まずは1年目で、ローテーションをほとんど採用せずに主力選手を起用し続けました

おかげでリーガでは早い時期から独走し、そのまま優勝。

国王杯ではローテーションをしたものの少なく、こちらも優勝。

CLではリーガで主力を起用し続けたことでコンディション調整に失敗し、

ベスト8でチームは敗退しました。

 

CLの1stレグを4対1でリードしていたのに2ndレグを0対3で敗退したことにより、

2年目はローテーションが大きなポイントになると考えられました

 

 

・ローテーションを積極的に採用して選手をうまく回したはずの2年目

2年目を迎え、バルベルデ監督は1年目では考えられないほど積極的にローテーションを採用しました。

1年目でチームの攻守のバランスの完成度を高めていたこともあり、

ローテーションしながらチームは勝利を重ねていきました。

 

リーガではシーズン中盤から独走状態になり、国王杯も危なげなく決勝まで勝ち進みました。

勝負になるであろう3月になっても選手のコンディションは1年目より落ちておらず、

チームの調子の良さから3冠獲得の可能性が高いと考えられていました。

 

しかし、CLで2年連続となる大逆転劇で敗退してチームはショックを受けました。

その影響で国王杯のタイトルも失い、主要タイトルはリーガ優勝だけに。

 

シーズン終盤までは大きな問題はなかったように思われた2年目でしたが、

最後の最後で大きく転んでしまって起き上がれずに悔しい思いをすることに。

 

 

3、コンディションとメンタル面を重視してスタメン設定していい今シーズン

・昨シーズンのCL敗退から今シーズンは違う選手起用が求められるか!?

そして3年目の今シーズンを迎えたバルベルデ監督ですが、

これまでの歩みからとても監督としての成長と臨機応変さを感じます。

 

自分の考えに固執せずに問題点をしっかりと受け止め、

次のシーズンにつなげているあたりが素晴らしい監督ですね。

 

1年目は、バルベルデ監督のこれまでの考えから主力選手を起用し続けました。

2年目は、バルサでは試合数が多いのでコンディションがシーズン終盤に崩れるので、

ローテーションを積極的に採用して主力選手のコンディションに配慮しました。

 

それでもCLでは2年連続の大逆転で敗退しており、

さらなる成長や変化は求められるように思います。

昨シーズンと同じ選手起用を繰り返しても勝てる可能性は十分ありますが、

バルベルデ監督は選手の起用方法でさらなる変化をチームに与えると予想しています。

 

 

・分厚い選手層により、コンディションとメンタル面を重視していい今シーズン

それはバルサが分厚い選手層になったことにより、

主力選手とベンチの選手を実力面だけで判断せずに、

その状況でコンディションとメンタル面を重視して起用する方法です。

 

これまでも調子のよい選手を起用し続けていたバルベルデ監督でしたが、

今シーズンはその起用方法は増えてきてほしいものです。

 

主力ではなくベンチと考えられる選手の実力は高いものがあり、

昨シーズンほどの格差はなくなっています。

言い換えれば選手の起用のオプションは昨シーズンより増えたということです。

 

今シーズンはコンディションとメンタル面で乗っている選手をその時期に主力扱いし、

選手同士のスタメン争いにはっぱをかけていいと思います。

 

スタメン争いしているチーム状況ならばもともと実力のあるバルセロナが、

さらに強くなっていると考えれます。

そこでやっとCL優勝が語られてくるのではないでしょうか。

 

現主力と考えられる選手でもCL優勝は不可能ではありませんが、

確証を持てるほどの自信があるバルサファンはいないはずです。

 

選手同士のスタメン争いをバルベルデ監督がうまくコントロールするような、

選手起用が今シーズンは求められると思います。

 

CL優勝がすべてではありませんが、

これだけの分厚い選手層があるならCL優勝が期待されるのは当然です。

バルベルデ監督には外野のファンからは理解できないスタメン起用や途中交代をしても、

これがチームにベストだと思ったことを遠慮なくしていってほしいですね。

 

 

4、あとがき

今回は、今シーズンの選手起用について書きました。

「主力選手の連続起用→ローテーションの積極的な採用」

と成長をみせるバルベルデ監督ですが、3年目の今シーズンはさらなる成長と変化に期待したいです。

 

その1つとして分厚い選手層がある現状のバルセロナでは、

選手同士のスタメン争いを促すことによるチーム力アップがいいのではないかと考えました。

その為には、その状況でベストな選手を起用することがバルベルデ監督に求められます。

 

その時の状況から選手をどう起用していくかは変わってくるもので、

主力とベンチの格差が少なくなったバルサでは、主力選手だから起用するという考えは捨てていいと思います。

 
 

14 Responses to “分厚い選手層をいかすためバルベルデ監督に求められる選手起用の方法!”

  1. レト より:

    バルベルデ監督は冬に解任の可能性も出てきましたね。
    開幕当初に期待された原点回帰の路線は結局継続できず
    かといって現実路線の「負けないためのサッカー」でも安定した結果を残せず。
    このままでは監督を支持する人はいなくなるでしょう。

    バルベルデ監督が有能ながら大逆転負けの人としてしか記憶されないのは
    肝心なところでヘタレる監督の性格に大きな原因があるのだと思います。
    生真面目ということかもしれませんが、腹をくくれなければビッグクラブの監督は務まりません。

    • バケンジ より:

      「レト」さん、いつもコメントありがとうございます。

      バルベルデ監督は「パスサッカー」か「現実的なサッカー」
      の2択に迫られていますが、確かに腹をくくれていないように思います。

      「現実的なサッカー」をするならラキティッチを起用するべきでしょうが、
      デ・ヨングの活躍や世代交代問題もあるので、
      バルサファンには受け入れられにくいかもしれませんね。

      バルベルデ監督は「試合中の修正能力」、
      「選手間で大きな問題を起こさせないマネージメント能力」、
      が優れた素晴らしい監督だと思いますが、バルサファンからの評価は低いですね。

      フロントやファンからの様々な意見はありますが、
      バルベルデ監督は自分の信じる道を進めば、チーム改善は可能だと思います。
      現状は腹をくくらずに中途半端なサッカーになっていますが、
      バルベルデ監督が腹をくくれば、
      チームは高い水準のレベルにはなると信じています。

      11月と、シーズン後半戦に向けてそろそろチームの戦い方を固めないといけない時期なので、
      この11月にバルベルデ監督がどのサッカーをするか決断すると予想しています。

      またのコメントお待ちしております。
      これからもよろしくお願いします

  2. raou830 より:

    こんばんは。お疲れ様です。
    そして、お久しぶりです。
    今日のインテル戦を見ました。
    感じた事は。
    スアレスの理不尽な2得点に救われましたね。
    まだまだワールドクラスのストライカーだと再認識。
    あとビダル。闘志を全面に出すファイターは大人しいバルサに必要。
    絶対売ってはならない。
    バルベルデ監督のフレンキー&アルトゥールのWボランチが当たりましたけど、ブスケツの精彩のなさが気掛かりです。
    アンフィールドの悪夢から立ち直れないのか?まだ燃え尽きて欲しくないですね。
    長文で申し訳ありませんでしたm(__)m
    デンベレは…無用なサイドパスするならば縦に行って欲しいですね。
    その方が相手には厄介なはずです。

    • バケンジ より:

      「raou830」さん、お久しぶりです。

      インテル戦は前半は悪かったですが、後半はバルサペースでしたね。
      スアレスは雑なプレーもありますが、その反面ビッグプレーもしてくれるので感謝です。

      ビダルはバルサにいないキャラクターの選手で、
      もし放出するなら似たようなキャラクターの選手の獲得を決めてからにしてほしいですね。

      セルジ・ロベルトを中盤で起用して運動量や前線への飛び出しなどに期待しているなら、
      ビダルの方が適任で、ビダルを中盤で起用した方がいいとは思いますがね…。
      セルジ・ロベルトは右SBで起用した方がいいと思っているので。

      ブスケツが精彩を欠いているというメディアもいますが、
      それでもブスケツはバルサのスタメンに必要だとは思っていますよ。
      トランジションやポジショニングでブスケツより優れている中盤の選手はバルサにいませんし、
      特に守備面でブスケツがいると安心感が違うなと感じています。

      今シーズン気になることと言えば、
      自分のポジションを空けて前や左右にプレッシングを積極的にかけていますが、
      そのポジションにスペースを与えていることですかね。
      チームとしてOKなのかブスケツの独断なのか分かりませんが、
      CBの前の中盤の中央のスペースを相手に使われるシーンが多すぎます。

      デンベレはもっと仕掛けてほしいですね。
      負傷明けのビジャレアル戦ではいいプレーを見せていましたし、
      コンディション面での復調と、メンタル面での成熟に期待しています。

      またのコメントお待ちしております。
      これからもよろしくお願いします。

  3. プラッシー より:

     またバルサはアウェイで勝てませんでしたね。ホームでは強いんですがアウェイだとまったく別チームになり、見てられない試合が多いです。(特にグラナダ戦)
     そこで質問なのですが、バケンジさんはバルサがアウェイで勝てないのはどういったことが原因だと思いますか? また現在不調のバルサはどうすれば改善すると思いますか?
     もちろんメッシら攻撃陣が負傷離脱して連携不足なことや、コパアメリカで一部選手の合流が遅れたこと、新加入選手の適応不足、ネイマール騒動による一部選手のモチベーションへの影響などいろいろ酌量の余地がある要素はあります。
     ただリーグワーストタイの失点数やバルベルデ監督のスターティングメンバーの選考が悪くて前半を無駄に費やしていることも不調の一因なのではないかと個人的には思います。
     

    • バケンジ より:

      「プラッシー」さん、いつもコメントありがとうございます。

      質問のほう回答させていただきました。
      ご確認お願いします。

      原因としては
      1、バルベルデ監督がチームの戦い方を迷っている
      2、選手たちの攻撃性の低さと集中力の欠如というメンタルの問題
      3、ブスケツのスタメン不在による守備力低下

      改善策としては
      1、バルベルデ監督が「ポゼッションサッカー」か「勝利に徹するサッカー」のどちらにするか腹をくくる
      2、選手自身で改善しながら、周りの人がピッチ上に集中できるようにサポートする
      3、アウェイの試合ではブスケツをスタメン起用して、ホームの試合で休ませる

      今回は大きく3つを挙げましたが、細かな問題も多くあるように思います。
      ここからバルサの逆襲にはまだ期待ができますし、くさらずに応援していきましょう!

      またのコメントお待ちしております。
      これからもよろしくお願いします

  4. ももさく より:

    うーむ…。オサスナ戦ってグリーズマン出てた??ってくらいマジで居なかったですね。スタイルをまだ理解しきれてないならファイトする姿勢は見せないとダメだと思うんだよなぁ…。

    • バケンジ より:

      「ももさく」さん、コメントありがとうございます。

      確かにグリーズマンは存在感がなかったですね。
      ボールが全く回らず、前線で孤立しているように見えました。

      バルサがボールを前線に運べない前半はまだしも、
      後半になってもグリーズマンがからむ攻撃がなかったことは残念でした。

      しかしグリーズマンがバルサのスタイルに合わせてプレーするなら、
      まだ時間がかかる思いますよ。
      周りの選手との連携面は高められておらず、
      グリーズマンが動いてもパスの出し手がみていないシーンは多くありました。

      メッシやスアレス不在ということもあってここまでの3試合は、
      グリーズマンに合わせたサッカーをしてもいいと思いましたが、
      バルベルデ監督はそういった特別なことはしなかったですね。

      前線で頑張ってプレッシングはしているようにみえましたが、
      攻撃面の貢献度が低すぎてストレスを抱えたのは理解できます。

      スアレスも得点を量産するまで10試合ほどかかりましたし、
      グリーズマンに期待するのはもちろんですが、
      メッシの不在もあって本当の試験はここからと温かく見守ってあげましょう^^

      またのコメントお待ちしております。
      これからもよろしくお願いします。

  5. raou830 より:

    お疲れ様です。
    スアレスとデンベレの故障は本当に痛いですね(´д`|||)
    しかし、逆に考えるとカンテラのFWペレスとア ベルルイスにとってビッグチャンスです。彼ら二人には頑張ってアピールして欲しいです。
    解決策はネイマール獲得ではない事は言うまでもありません。
    トップチームな練習に参加した16才のホープ・アンス・ファティ。大事に育て上げて欲しいと思います。

    • バケンジ より:

      「raou830」さん、いつもコメントありがとうございます。

      スアレスとデンベレの故障で前線はグリーズマン一人になりましたね。
      と言っていたらメッシがチーム練習に復帰し、あとは医療部からのゴーサイン待ちです。
      次のベティス戦にスタメンは無理でしょうが、
      ベンチに座っていてくれるだけでファンと選手たちにどこか安心感を与えてくれるように思います。

      カンテラのカルレス・ペレスとアベル・ルイスにはチャンスですね。
      スタメンのチャンスが来るかは微妙ですが、
      カルレス・ペレスには途中出場でチャンスが来ると予想しています。
      目に見える数字(ゴール、アシスト)でのアピールに期待していますよ。

      ネイマールはパリを納得できなさそうなので、ほぼ無理そうですね。
      パリにはレアルやユベントスからのオファーを良くしようという狙いがあるかもしれませんが、
      もうバルサとの交渉はしないというスタンスにしてほしいですね。
      パリは本当にめちゃくちゃバルサを嫌っているなと再認識です^^

      アンス(16歳)の年代にはアンス以外にも、もう2人くらい期待できる選手がいるようですね。
      今すぐのトップチームはもちろん難しいですが、
      2年後には現在のリッキー・プッチのようにプレシーズンマッチで実力を示して、
      トップチーム昇格の具体的な話が出てくるといいですね。

      その頃にはバルトメウ会長が退任していますし、
      次の会長がカンテラ主体のチーム作りに戻してくれることを願っています。

      またのコメントお待ちしております。
      これからもよろしくお願いします。

  6. レト より:

    デンベレはもはや戦力として計算出来ませんね。
    3年目にしてあの危機管理能力の低さというのは
    これまで我慢して見守ってきた監督やファンへの裏切りに等しいです。

    CLにはもう期待していないのですが、それ以前にショートカウンターに頼らず堅守を崩すチームになれるのか、そこがポイントでしょう。

    スーペルコパまで時間があるのが幸いです。

    • バケンジ より:

      「レト」さん、いつもコメントありがとうございます。

      デンベレを今回の件で諦めてしまったバルサファンがいるのは理解できます。
      しかし、バケンジはバルサ側とデンベレ側の
      コミュニケーションがうまくいかなかったことが、
      大きな騒動になった原因だと思っています。

      デンベレの痛みの感覚は本人にしか分かりませんが、
      本人が大丈夫と判断したら試合翌日の精密検査には行かないと言っていたはずです。
      デンベレは大丈夫と判断したから行かなかったのでしょう。←ここは信じています^^

      バルサ側の心配も理解できます。
      デンベレはバルサに来てから太もも裏の怪我が頻発しており、
      精滅検査で痛み(違和感)の状態を見たかったのでしょう。

      お互いの主張をバケンジはとても理解できます。
      ただ、お互いがしっかり話し合って結論を出していないように感じました。
      今回の件は起きてしまったのでしょうがいないですが、
      次からはお互いがしっかり話し合って物事を決めればいいと思います。

      怪我の話を実体験からさしてもらうと、
      バケンジも学生の選手時代に前日から足(太もも)の違和感があった時があり、
      次の日の練習には治っているだろうと自転車で30分くらいかけて練習場に行きました。

      練習を開始するときは足の違和感をほぼ感じていませんでしたが、
      数回ボールを蹴りだし違和感を感じ始め、
      練習が開始して15分後くらいのロンドをしているころには、
      利き足の右足でボールが蹴れないほど痛みを抱えたことがあります。

      その時は左足でしかボールを蹴らなかったことにより、
      コーチ陣が違和感を感じて「右足どうしたんだ?」という質問をしてくれて、
      「右足で蹴ると太ももが痛くて右足では蹴れないです!」と答えたら、
      大事を取ってアイシングしてその日の練習は休みましたね。

      次の日の練習も休んだら痛みは消えて普通に練習していましたし、
      恐らく筋肉系の怪我をする一歩手前だったんだなと今では思います。
      やってるサッカー選手側は練習や試合に参加したいはずで、
      そういう部分で無理したり楽観的になりすぎる部分があると感じます。

      ここは冷静なコーチ陣が違和感を感じてその選手と対話して判断する必要があります。
      今回のデンベレの件ではこの実体験から、対話がうまくいかなかったのだと思いました。

      デンベレはバルサファンの予想以上に時間のかかる選手なのでしょう。
      一回の失敗で直せる人もいれば、百回の失敗で直せる人もいるので、
      デンベレは多くの失敗をしないと、直すのが難しい人なのだと思います。

      バケンジはデンベレがバルサの選手である以上諦めることはないので、
      デンベレにはピッチ外とピッチ上の両方での成長と活躍を期待しています。

      デ・ヨングの加入によりボールポゼッションできる選手はいると思うので、
      あとは相手を下げさしてからの崩しがポイントになりますね。

      その為にオフザボールの動きの質と量が大事になってきます。
      しかし、前線の選手の怪我と新加入選手がスタメンに名を連ねることによって、
      連携面での未熟さを強く感じます。
      これは時間が解決すると思うので、
      これから連携面を高めていってほしいと思います。

      チーム状況においては、シーズン序盤なことと
      新加入選手(デ・ヨング、グリーズマン)がスタメンに名を連ねることもあり、
      まだ現状のバルサではCLがどうこうと判断するには至っていないです。
      これからチームがどうなっていくかが楽しみです。

      またのコメントお待ちしております。
      これからもよろしくお願いします。

  7. プラッシー より:

    これだけ選手層が厚かったにもかかわらずスアレスだけでなくデンベレさえも負傷離脱したのはかなり厳しいですね。
    メッシもまだ全体練習に戻れておらず、コパ組のコンディションがまだ完全には戻れていない中で、二選手が戻るまでの約1か月間、勝ち点をこぼさないか心配です。
    ラフィーニャは移籍しそうでしたが、ここまで前線の選手層が薄い状況ならばより安くなる冬やフリーの放出を覚悟してでも今夏は残留させるかもしれません。

    • バケンジ より:

      「プラッシー」さん、いつもコメントありがとうございます。

      デンベレの負傷は痛いですね。
      前線の4人中最低2人いればまだ戦えると思っています。
      しかし、1人になってしまったのは少し不運。
      残った1人がまだチームにフィットしていないグリーズマンというのも…。

      グリーズマンにとっては周りの選手を気にせず活躍するいう、
      チャンスととらえて初ゴールとチームを勝利に導いてほしいです。

      メッシはプレシーズン合流間もなく負傷しましたし、
      全体練習に参加しても試合に出すのは早すぎるように思います。
      9月の代表ウイークが終わった試合を復帰戦と考え、
      じっくりと回復、そしてコンディション調整してほしいです。

      代表ウイークが挟まるのでそれまでの試合は残り2試合、
      ベティス戦(H)、オサスナ戦(A)
      この2試合はなにがなんでも勝ち点を確保しなければいけませんね。
      中盤を厚くしたパス回しとプレッシングで守備の機会を減らし、
      数少ないチャンスを決め、苦しみながら勝ち切る戦いでいいと思います。

      ラフィーニャはどうなるんですかね。
      バルサファンのほとんどは残留してくれたらうれしいと思っているはずですが、
      ラフィーニャ自身が出場機会を求めている(バルサでは与えられない可能性が高い)
      これが問題となっていますね。

      ラフィーニャを今夏残留させるならクラブは契約延長に踏み切るという話もありますが、
      ラフィーニャがサインしてくれるようには思えません。
      ラフィーニャを今夏残留させたら、冬にさらに格安(数百万ユーロ)で放出しそうですね。

      またのコメントお待ちしております。
      これからもよろしくお願いします。

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