《質問》19/20シーズンのバルセロナのFW陣容はどうする?
コメント欄に質問があったので回答したいと思います。
『他の方と質問内容が重複してしまいますが、来季のFWのスカッドはどのような感じがいいですか?
半月板損傷+徐々にプレーが衰えているスアレス、不調から抜け出せていないコウチーニョ、ドリブルが素晴らしいが怪我も多いデンベレ、まだバルサに馴染めていないマルコム…
不安定要因が多く、補強資金も限られている現状で、バケンジさんならどうしますか?』
貴重なコメントありがとうございます。コメント欄は記事の下部にあります。
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■ 目次
見解・回答の目次
1、「メッシとグリーズマンを軸にデンベレ、スアレス、マルコムの5人体制で挑む」
2、「メッシとグリーズマンの2トップを組めるのなら4-4-2でも戦える」
3、「まとめ」
1、メッシとグリーズマンを軸にデンベレ、スアレス、マルコムの5人体制で挑む
・FWの軸をスアレスからグリーズマンに変更する
今期のFWのスカッドですが、グリーズマンの獲得が決まったのでグリーズマンももちろん考慮しますね。
スカッドの話の前に、今シーズンのバルベルデバルサのFWの軸を
メッシとグリーズマンに変更すべきというお話を少し。
グリーズマンがいることでスタメン起用しないという選択肢はなく、
現状の実力面からもメッシの次の2番手という評価でいいと思います。
昨シーズンまではメッシとスアレスがFWの軸になっていましたが、
今シーズンからはメッシとグリーズマンを中心にスタメンを構成すべきです。
特別扱いというわけではないですが、この2人を起用することが勝利に最も近づくと思いますよ。
・コウチーニョにはサヨナラ、デンベレとスアレスとマルコムの3人で競わせる
ここからFWのスカッドの話になるのですが、バケンジならコウチーニョを売却すると思います。
昨季のバルサでのプレーぶりとコパ・アメリカでのブラジル代表のプレーから、
コウチーニョを今シーズンのバルサでスタメン起用するのは難しい存在と評価しました。
今夏ならコウチーニョにそれなり(約8000万ユーロでの売却を計算)の金額がつくということもあり、
現在のFWのスカッドの中で放出させるならコウチーニョと判断しました。
グリーズマン獲得に大金がかかりましたし、その資金集めという意味合いもありますね。
上記にも書いたようにメッシとグリーズマンを軸にFWの起用を考えています。
メッシは今シーズンもそこまでベンチに座らないと予想し、
メッシの代わりの選手はいらないということでFWは5人体制。
FWの3番手にはデンベレを考え、デンベレが負傷で離脱した時はスアレスかマルコムを基本的に起用します。
スアレスはベンチに座る時間が長いことを理解してもらい、理解できないなら放出ですかね。
スアレスなら一応理解してくれると予想しているので放出はしません^^
途中出場で得点が期待できるCFのスアレスがベンチにいるのはチームにとって心強いので、
今シーズンのスアレスにはジョーカーやバックアッパー的な役割を任せたいですね。
マルコムは5番手ですが、デンベレの負傷など出番は少し回ってくるでしょう。
マルコムは2シーズン目なので、そこでのアピールに期待しています。
ここで全くアピールできないと来夏には…という感じです。
バルセロナの今シーズンのFWのスカッドは
メッシ、グリーズマン、デンベレ、スアレス、マルコムの5人体制でいいと思います。
バルサBに期待できるアベル・ルイスもいますし、
カンテラ選手の出場機会も考慮してスカッドは厚くなりすぎない形がベストですかね。
2、メッシとグリーズマンの2トップを組めるのなら4-4-2でも戦える
・メッシとグリーズマンが健在なら他のFWを起用しないことも考えておく
FWのスカッドの話がコンパクトに終わってしまったので、
メッシとグリーズマンを軸にするシーズンの戦い方も少し言及します。
今シーズンのバルサは前線ならメッシとグリーズマンの2人がいるなら、
もう1人のFWには調子のよい選手を起用してもいいと思っています。
基本は3人目のFWにデンベレ起用でいいのですが、
デンベレやスアレスやマルコムのFW陣が不調と判断すれば、中盤の選手を一人増やす起用もアリです。
・4-4-2で中盤を厚くすることもオプションの一つに
昨シーズンにバルベルデバルサは守備固めではないですが、
メッシとスアレスを2トップにして4-4-2という形はオプションの一つでした。
今シーズンもこのオプションは継続したいですね。
中盤にはブスケツ、アルトゥール、デ・ヨング、ビダル、アレニャと計算できる戦力がいるので、
FWの選手が頼りないなら中盤を厚くする形は有効です。(ラキティッチの去就は不明なので…)
セルジ・ロベルトも中盤で起用できますし、守備面だけならトディボのアンカー起用も可能です。
バルベルデ監督は今シーズンも競争力のあるチームを望んでいるようですが、
グリーズマンの加入だけでなく、デ・ヨングやトディボも戦力になるので十分競争力のあるスカッドになっていると思います。
4-4-2だけでなく、選手の状況次第では3-5-2のオプションも考えてもいいかもしれません。
バルベルデ監督は対戦相手と自分たちの選手次第でゲームプランを考える監督なので、
3-5-2は一度くらい試してもいいと思います。
・スアレスの序列を(本気で)どうするか考える時が来た!
今シーズンのバルサで大きな注目点はスアレスの序列をどうするかです。
昨シーズンのように絶対的なスタメンという序列にするのかしないのかに注目が集まります。
バケンジの答えはグリーズマン加入によって序列を下げる時が来たと考えていますが、
バルベルデ監督はどう考えているか…
FWの補強には最前線でプレーする選手を獲得すると思っていたら、
1.5列目のプレーが得意なグリーズマン獲得ですから、少し謎ではありましたが。
それでも実力面からグリーズマンはFWの中で2番手の実力者と判断しており、
メッシとコンビを組ませたら爆発力ある2トップになると思います。
そんな中でスアレスの起用方法をうまくマネージメントできるかは、
チーム内に不満分子を作らないためにも重要になってきそうです。
3、まとめ
・FWの軸はメッシとグリーズマンに変更すべき今シーズン
・FWのスカッドはメッシ、グリーズマン、デンベレ、スアレス、マルコムの5人体制
・4-4-2や3-5-2など、メッシとグリーズマンの前線を軸にしたオプションを増やしたい
回答ありがとうございます。グリーズマン獲得を本当にするとは正直思っていませんでしたが、獲得した以上昨シーズンの移籍のことを忘れさせるほどの活躍をしてほしいですね。
たしかスアレスの契約期間が2021年までなので今シーズンのチーム状況やスアレスの希望次第で来夏には移籍してしまうかもしれませんね。
また、グリーズマン獲得資金を補うためにコウチーニョ売却したかったのですが、無理そうですね。代わりにマルコムを放出するみたいですが、バルベルデの好みじゃなかったのか出場機会があまりなかったですね。ワンツーでの連携やパンチ力のあるシュートなど楽しみな選手だったのですが、本来の実力を見る前にチームを離れそうなのが非常に残念です。
「プラッシー」さん、わざわざお礼の返信ありがとうございます。
グリーズマンの獲得は流れる話とずっと思っていましたが、
獲得した以上は大活躍を期待しています。
今シーズンのスアレスはグリーズマン加入で気合が入っていそうです。
チーム練習にバケーションを早く切り上げて合流してましたね。
21年までの契約のスアレスは、来夏には放出の可能性が高そうです。
コウチーニョかマルコムの売却では、
よりお金になりそうなコウチーニョ売却がいいと思いましたが、
オファー自体来ていないという噂も…。
マルコムは1シーズンと本領発揮とはならずの放出でかわいそうですね。
昨夏はバルベルデ監督がすでにいたのに監督の好みじゃない選手を獲得したフロントは、
どういった決断なのかよくわかりません。
マルコムは活躍してブラジル代表にも呼ばれ、バルサファンを悔しがらせるほどの活躍に期待。
またのコメントお待ちしております。
これからもよろしくお願いします。