《質問》バルサの18年夏の補強はどうするのがいい?
コメント欄に質問があったので回答したいと思います。
『初めてコメントさせてもらいます!バケンジさんはグリーズマン獲得報道についてどう思われていますか??
私としてはグリーズマンのようなアタッカーよりもブスケツの後釜やサイドバックの補強をすべきだと思うのですが…
私は知識が浅く何を言ってるのかと思いますが、バルサの今後の補強についてバケンジさんの意見を聞いてみたいです。』
貴重なコメントありがとうございます。コメント欄は記事の下部にあります。質問・疑問点だけでなく、思ったことなど何でも書いて頂けるとありがたいです。
今回の質問者さんへ
サッカーの知識はどうか分かりませんが、バルセロナの現状をみて補強ポイントを考えれている時点で、考え方はしっかりしていると思いますよ。
グリーズマン獲得の報道でテンションが上がらず、冷静にバルサをみれている時点でサッカーの知識もあるとは思いますが^^
■ 目次
見解・回答
1で「グリーズマン獲得の必要性は0!」
2で「18年夏の補強ポジションはたった1つ」
3で「毎年大物獲得の必要性はなく、バルサには大物が揃っている」
4で「まとめ」
について書いています。
1、グリーズマン獲得の必要性は0!
・グリーズマン獲得の必要性がないバルセロナ
グリーズマン獲得については、以前に質問があったのでそちらをチェックしてください。
要点だけ言うと
・グリーズマン獲得の必要性はない
・もしグリーズマンを獲得するなら、スアレス放出が条件
ということです。
これ以上大物を獲得してどうするの?という「チームの方向性」、
そして「チーム作り」という点でグリーズマン獲得は必要ないでしょう。
2、18年夏の補強ポジションはたった一つ
・バルベルデバルサで来季も残留がほぼ確実な選手たち
少し早いですが、今夏の補強ポジションについても考えていきます。
まず来期もチームに間違いなく残留する選手は(現実的に考えて)
GK:シュテーゲン、シレッセン
DF:ピケ、ウムティティ、セルジ・ロベルト、アルバ、セメド
MF:ブスケツ、ラキティッチ、コウチーニョ、パウリーニョ
FW:メッシ、スアレス、デンベレ、パコ
の15人だと思います。
ジェリー・ミナ、ベルマーレン、ディニュ、ビダル、アンドレ・ゴメスの5人は去就が不透明で、
この中で最低3人以上はチームに残るでしょう。予想ではベルマーレン、ジェリー・ミナ、ディニュ、アンドレ・ゴメスの4人
デニスはほぼ移籍が決定的で、ラフィーニャもデウロフェウもチームに戻ってくることはないでしょう。
イニエスタは中国に移籍すると予想。
こう考えると来期のチームは、現在のメンバーから18~19人ほど決まっている状態です。
ここに冬に加入するアルトゥール、バルサBから昇格するであろうアレニャが加われば20~21人です。
バルベルデ監督は22~23人体制を望んでいるとのことで、加入できる選手数は1~2名だと考えられます。
来期にバルベルデ監督がローテーションするかは定かではありませんが、恐らくしないと予想しているので今夏の加入選手は1人で十分だと思います。
人数が足りなくなってバルサBの選手を起用する考えなら、補強自体必要ないのでは?と僕は思っていますが^^;
・最低限必要な補強ポジションは右SBだけ
来期のメンバーをみて、バルセロナの弱いポジションはどこかと考えれば右SBだと思います。
ブスケツの後釜の中盤の中央の選手の補強もアリだと思いますが、
アルトゥールが加入するのならブスケツ、ラキティッチ、パウリーニョ、アルトゥールの4人がいるので、今夏に補強する必要性はないのかなと考えています。
バルサの右SB自体はセルジ・ロベルトで問題ありませんが、セルジ・ロベルトは右SBで固定せずに12番目の選手として空いたポジションを埋める役割をしてほしいので、右SBにスタメンの選手を獲得すべきだと思います。
バルサはほぼ選手は揃っているので、補強するなら弱いポジションの補強をして、チームの底上げという補強が今夏の補強作戦になると思います。
放出を派手にするのなら、それに伴って補強選手数も増やして大物獲得もOKです。
しかし、主力を放出しないバルサは、補強の方も地味になるべきだと思います。
3、毎年大物獲得の必要性はなく、バルサには大物が揃っている
・バルセロナに在籍する大物達
最後に補強とは関係ありませんが、バルセロナには大物選手がそろっているという話を。
近年のバルサは毎年大物選手獲得をしようと躍起になっているようにみえますが、毎年言っていますが良い選手も大物選手もバルサには在籍しています。
大物を獲得するなら大物の放出も検討すべきで、バルサはエレベーターに詰め込んでほぼ誰も出ない仕組みなので、選手年俸が膨れ上がるのは当然の結果です。
バルサの選手年俸は収入の84%を占めていて財政を圧迫していますが、ここまで放置していたとは驚きですね^^;
バルサの交渉下手も関係していますが、そういう点ではレアル・マドリーは選手の補強はうまいと思います。
補強が上手くいっているかはさておき、選手獲得のための放出がうまくいっているという意味で^^
バルサには現在メッシ、スアレス、デンベレ、コウチーニョ、イニエスタ、ブスケツという大物がいます。
後方の選手で言ってもピケ、ウムティティ、アルバ、(セルジ・ロベルト)、シュテーゲンも在籍しています。
将来を期待する20代前半・半ばの選手も在籍しており、普通のチームとしてみれば大きな心配はいりません。
ただバルサ流というか、バルセロナらしさを出すならカンテラ選手の数を増やすために考える必要はありますが。
なので、バルサには他からの大物獲得は絶対に必要ではないということです。
4、まとめ
・グリーズマン獲得の必要性はない
・18年夏の補強ポジションは右SBでスタメンになる選手1人だけで十分
・バルサには大物選手がゴロゴロいる